コンビニコーヒー

300円は高くない!ローソンのシングルオリジンシリーズ「ルワンダ」は非常に美味しくリピ確定!

出典 ローソン研究所(公式HP)

 

ケンケン
ケンケン
コーヒー好き薬剤師、J.C.Q.Aコーヒーインストラクター1級のケンケンです。
2019年12月3日にローソンから新発売になったシングルオリジンシリーズのルワンダコーヒーを飲んでみましたのでご紹介します。

この記事は以下の人におすすめ

ルワンダコーヒーが気になっている

マイルド系のコーヒーが好き

ローソンをよく利用している

商品スペック

価格 300円(税込)

出典 ローソン研究所(公式HP)

ルワンダコーヒーについて

公式HPで以下のように紹介されています。

ルワンダ北部ガケンケ郡チョコ地区のスペシャルティグレード品で、甘くほろ苦い味わいとコクのある味わいが特徴です。

ルワンダは高品質のコーヒー作りに力を入れていて、欧米ではスペシャルティコーヒーの産地として、知られてきているんだ。
ルワンダの品質の良いコーヒーは、甘さがよく感じられるのが特徴で、
今回、アフリカでは珍しいハニープロセスと呼ばれる精選方法を用いることで、甘みとコクがより感じらるようになっているんだ。

アフリカは非水洗式(ナチュラル)や水洗式(ウオッシュド)という精選方式を採用している国が多いのですが、今回のローソンのルワンダコーヒーはハニープロセスという精選方式を採用しています。ハニープロセスは別名パルプドナチュラルとも呼ばれます。
ルワンダは近年、非水洗式から水洗式に切り替わってきたのですがハニープロセスはルワンダ内でも珍しい精選方法です。

  • 非水洗式→果実のまま乾燥させ果実ごと取り除き生豆を取り出す精選方法
  • 水洗式→果肉、ミューシレージという粘液質を取り除いた後に水洗し乾燥させ、乾燥したパーチメント(殻)をはぎとり生豆を取り出す精製方法
  • ハニープロセス→果肉を取り除いてからミューシレージを残したまま乾燥させ、乾燥したミューシレージ、パーチメントをはぎ取り生豆を取り出す精選方法。

 

ケンケン
ケンケン
ハニープロセスは、ネバネバの粘液質を残したまま乾燥するので、豆同士がくっつきやすいため取り扱いにくく乾燥に注意が必要ですし、細菌によるダメージも受けやすいのですが、果肉除去機にかけることで未成熟果実が取り除かれるため非水洗式と比べて完熟豆の均一性が高くなります。
手間をかけて品質を向上しているのですね。

田舎にはあまり売っていない?

こちらの商品は12月3日から発売されていますが、発売されたことに気づかず同僚から教えてもらい知りました。それもそのまず。私の家の近くのローソンには売っていないではありませんか。ローソンをめぐること4店目でようやく発見しました。隣の市のローソンでした。店長さんに聞いてみたところ、こちらの商品は選択制になっているため、入れている店舗が少ないのではないかとのことでした。店長によると思いますが、田舎民は入手困難かもしれません。

ケンケン
ケンケン
販売店が限定されているため、こちらの商品が気になっている方は、見つけたらすかさず購入してくださいね!

外観と濃度測定

公式HPの商品紹介のようなルワンダコーヒー用の持ち手はついておらず通常のパッケージでの販売でした。白熊が書かれているかわいい冬仕様のカップでこれはこれで良いなと思いました。

家で飲むために車で持ち帰っていたら、開ける前から車内がとてもいい香りに包まれました。飲む前からおいしいのが分かりました。期待に胸膨らませながら帰りました。 まず濃度を測定しました。 TDS(コーヒー濃度)=1.30となり、現在販売されているのコンビ二コーヒーの中では最も高い値になりました。同時期に発売されたセブンイレブンの高級キリマンジャロブレンドのTDS=0.87だったのでそれと比較してかなり高めの値です。薄くボディ感が弱い印象だったので期待です。

現在販売されているコンビニコーヒーのTDS一覧

ローソン通常のホットコーヒーTDS=0.98

セブンイレブン通常ブレントTDS=1.18
セブンイレブン高級キリマンジャロブレンドTDS=0.87

ファミリーマート
通常ブレンドTDS=0.79
通常ブレンド「濃いめ」TDS=1.12
モカブレンドTDS=1.09

上記のデーターは別の記事にしていますのでご参照ください。

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いよいよ飲んでみます
開封した瞬間とてもいい香りに包まれました。開封前に車内で漂っていた素敵な香りがさらに凝縮されて香ります。

ローソンで新しく採用されている「香りフタ」の恩恵もあるかもしれません。

実際に飲んで感じたこと

一言でいえば「非常においしいかった!300円の価値は十分ある」です。

キャッチコピーは「甘さに厚み。迫力の一杯」ですが決して過剰広告ではないと感じました。甘さは十分に感じ、コーヒーの甘味が分からないという方にぜひ飲んでみてほしいです。香りも良く、酸味は適度にあります。コーヒー濃度はTDS=1.30あり、十分なコク、ボディ感がありますが後味に嫌な苦み、渋みはなくすっと入ってきます。「甘くほろ苦い味わい」とありましたが、苦味はあまり強くありません。
まろやかでマイルドなコーヒーを極めた感じでした。
後味も非常に良く、口の中に素晴らしい余韻が残ります。

300円という高めの価格設定ですが決して高くなく、適正であると思います。むしろ300円では安いとすら思いました。飲んだら分かると思います。
これを300円で出されたら専門店もお手上げではないでしょうか。

 

ケンケン
ケンケン
現在販売されているコーヒーの中では私の中で一番おいしいと感じました。
間違いなくリピート確定しました。

最近コンビニ各社がスペシャルティーコーヒーを出してきています。
私の持論ですが、スペシャルティーコーヒーは多少高くてもブレンドにせずシングルオリジンで素晴らしい個性を楽しみたいと思っています。
それを求めてスペシャルティーコーヒーを買う方が多いのではないかと思います。

まとめ

 

ケンケン
ケンケン
コーヒーの好みは人それぞれですが、ルワンダコーヒーは私個人としては非常にお勧めできるコーヒーです。
300円は決して高くないと思えると思います。
気になる方は販売期間中見かけたら是非試してみてくださいね♬

 

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