今回は私が長年愛用している無印良品のソーダガラス密封ビンについての魅力をお伝えしていきます。
コーヒー豆の保存容器を探している
丈夫なものが良い
清潔を保ちたい
分解できるものが良い
できれば安い方が良い
品質も求めている
販売中止になりましたがアマゾン等で同じものを買えます
現在無印良品で販売されている密封ビンは別のものに変わりましたが、新モデルはガラスも金具も少し華奢で旧モデルの方が頑丈で使いやすいです。
無印で買えなくなりましたがご安心ください。旧モデルはアマゾンや楽天、YAHOOショッピングなどで購入可能です。
無印の旧モデルは「ボルミオリ・ロッコ フィドジャー」という商品を無印で販売していたのですがこちらは2022年6月現在でも購入可能となっています。
ただし、無印で販売していた170ml、225mlなどの小さいモデルはありませんでした。
最小で500mlでした。
無印良品ソーダガラス密閉ビンについて
無印良品で販売しているソーダガラス密閉ビンは、しっかりと密閉できる厚手のガラスビンです。
サイズと価格は以下の表を参照ください。
容量 | 価格 |
---|---|
170ml | 450円 |
225ml | 490円 |
500ml | 550円 |
750ml | 690円 |
1000ml | 750円 |
作りの割にはお手頃価格でコストパフォーマンスに優れています。
外観
ガラスが厚く、かなりしっかりしています。
7年以上使用していますが、割れたり、金具が壊れたことはありません。
耐久性は非常に高いです。
少し重たいですが、丈夫さとトレードオフです。
170ml(約400g)、225ml(約500g)、500ml(約600g)、750ml(約710g)、1000ml(約950g)
安心のmade in italyです。
イタリア製品はテンションが上がりませんか?(私だけ?)
イタリア製品は質が高く、高価なものが多いイメージがありますが、無印の密閉ビンはお手頃価格です。
私が所持している容量は225ml、500ml、750mlです。
特に500mlは取り回しが良いサイズ感で、たくさん持っています。
左から225ml、500ml、750mlです。
実際に豆を入れてみた
浅煎り豆200gを入れてみました。500mlのビンに197g入りました。 入りきらなかった約3g
同じく、500mlのビンに深煎り豆204gを入れてみました。こちらは159gしか入りませんでした。
焙煎度や焙煎プロファイルにより、豆の膨張率が変わるため、同じ重さでもかさが変わりますので、豆によって入る量にばらつきがかなり出ます。豆のサイズの影響もあると思います。
私は複数の豆を持つ事が多く、スペースの関係で500mlのビンをを好んで使用しています。
ビンに入る分だけ豆を入れて、入りきらない分から先に飲むようにしています。
容器の大きさが小さいほど、空気が入る量が少なく、劣化が抑えられるのではないでしょうか。
先ほどと同じ豆を750mlのビンに入れてみたら全て入りました。まだ余裕があります。
200-300gの豆を1つの容器に入れたい方はこちらのサイズがおすすめです。
同じ豆を225mのビンに入れた場合、68.5g入りました。
持ち運び用に良いかもしれません。
分解方法
①蓋を外す
片方ずつ外すと外しやすいです。
蓋が外れたところ②パッキンを外す
パッキンも簡単に外せます。
こちらのパッキンは使っているうちに劣化していき、亀裂が入ってきます。
パッキンだけを1つ105円で別売りしており、購入可能です。
500ml、750ml、1000ml共通です。
パッキンは消耗品なので、時々変えることをおすすめします。
店舗か、ネットストアで購入可能です。
無印良品ネットストア
③リング状の金属部品を外す
金具が頑丈で、真っ直ぐ引っ張るよりは。図のように親指を支点にして円を描くようにとると取りやすいかもしれません。
上部の金具を外す
軽く広げながら上に外します。
分解した図
今回は外していまんが、蓋の金具も取り外せます。
ガラス部分は煮沸消毒可能です。衛生的に保てます。
焙煎後のコーヒーを劣化させる要因
焙煎後のコーヒーの変質に特に大きく影響する要因として、水分、酸素、光、温度、コーヒーの状態(豆か粉か)があります。
酸素
このうち、酸素の影響は低濃度側で非常に大きく、酸素濃度0%から1%で劣化速度が10倍変わると言われているが、5%以上では大差がないという報告があります。
効果を実感できるレベルに達するには家庭では困難です。
水分
劣化速度に対する水分の影響は非常に大きく、できるだけ乾燥した状態を保つことが望ましいです。
光
光については、直射日光や蛍光灯の明かりを避けることが望ましいです。
温度
水分、酸素の影響よりも少ないとされているが、温度が10℃上がると反応速度は2倍になるので高温は避けることが望ましいです
コーヒーの状態
粉に挽いた場合、豆の状態よりも著しく品質が劣化しやすくなります。
吸湿しないように密閉ビンで保管し、直射日光や蛍光灯の光は極力避け、高温を避け、豆のまま保管することが良い保管と言えます。
冷蔵庫や冷凍庫での保管について
家庭でできる保存方法として冷蔵庫や冷凍庫での保管についての有用性が従来指摘されてきました。
確かに低温保存は有用ですが、密閉性の低い包装においては吸湿したり、冷蔵庫内の異臭を吸着したりする危険性があります。
冷蔵庫や冷凍庫から出した豆を、常温に戻らないまま使用すると、抽出温度が下がったり、開封時に吸湿しやすくなるため注意が必要です。
まとめ
現在無印良品では売られていませんがアマゾンなどの通販サイトで購入可能となっております。もちろん、コーヒーだけでなく、お茶や調味料、粉やお菓子などの保存用としても優秀です。
煮沸消毒もできて衛生的です。
清潔が求められる酵母作りなどにも使用できました。
お酒やレモネードなどの飲み物にも使えると思います。(完全密封ではないため注意)
パッキンの購入も可能で、長く使えますよ。
追記)パッキンを交換しました
長年使っているとパッキンが劣化していきます。必要に応じてパッキンを交換することで長く使うことができます。
しかし、問題なのがパッキンの在庫がないことです。
2021年2月末時点ではオンラインストアで欠品しており、店舗の在庫をオンラインで調べても置いている店舗が検索で出て来ない状態でした。
ダメ元で一番近い店舗に電話してみたら倉庫に5点あったそうで運良く購入できました。
こういった消耗品パーツはできれば在庫は切らさないでもらえるとありがたいですね。
1つ税込105円です。今回購入したパッキンは500ml、750ml、1000mlで共通のサイズのものです。
↓古いパッキンと並べてみました。
上のものが今回購入した新しいパッキンです。
左下のパッキンはコーヒーの色に染まっており、古いコーヒーの匂いもついてしまって取れません。右下のパッキンは劣化によりひび割れていました。
↓ひび割れたパッキン