コーヒー器具

家庭用電動ミルの決定版【カリタ ネクストG】レビュー

ケンケン
ケンケン
コーヒー好き薬剤師ケンケンです。今回はカリタの電動ミルネクストGについてレビューしていきたいと思います。
この記事はこんな人におすすめ

電動ミルを検討している

多少値が張っても、なるべく高性能のミルを買いたい

静電気を減らしたい

粒度がそろうミルを探している

メンテナンス性が高いミルを探している

VARIO-Eを使っている私がネクストGを選んだ理由

バリオE

出典 Amazon

VARIO-Eを3年以上使用していていたのですが、使用後に静電気でチャフが飛び散るのに困っていました。
落ちたチャフを片付けたつもりでもいつの間にか地面にチャフが落ちているのです。
VARIO-Eは2万円弱と手に入れやすい電動ミルの割に、微粉も少なめで1台で様々な粒度に対応できる優れたミルですが、挽き具合が荒くなるにつれて粒度のばらつきが大きくなり気になっていました。
VARIO-Eはモーター音が甲高く、騒音も気になっており夜の使用は躊躇していました。

↓1回使用後のチャフの様子

↓チャフを集めてみたところ。
机の上だけでなく、いつの間にか下にも落下しています。非常にストレスフルでした

商品スペック

NEXT G(SB)

60,500円(本体価格:55,000円)

JANコード:4901369 610922
本体サイズ(mm):123×215×401
化粧箱サイズ(mm):275×205×420
商品重量:3200g

型式:KCG-17
電源:100V 50/60Hz
消費電力:60W
定格時間:5分
本体重量(g):2300
ホッパー容量:60g
受缶容量:60g
日本製

 

ネクストGの開封と外観

外箱

裏面、商品特徴が書かれています

開封。上部に説明書をアースをしてくださいというお知らせの紙が入っています。

粉受け、ホッパーが入っています

その下に本体が入っています。

本体を取り出したところ。固定用のテープを剥がします

粉受け
しっかりとした作りでずっしりきます。重さは175gあります
高さは約10.5cm、外径約7.8cm(実測値)
ステンレス製で美しいフォルムをしています。

 

粉受けは2つに分かれるので洗うときに便利です。
しばらくは硬くて外しにくかったですが、使っているうちにあたりがついて外しやすくなりました。

ホッパーは着脱式になっており、外れているときには作動しないように安全装置が働きます
最大60gまで入ります。
着脱できるということは水洗いできるということなので、清潔に保てます。
深煎りの豆を使用した後に豆表面のオイルがホッパーに付着して気になっていましたのでよかったです。
安定して豆が本体に入るように入り口の上には屋根があります。豆の跳ねを防ぐのにも一役買っているかもしれません。

本体とホッパーが外れるので、持ち運びの際に便利です

ケンケン
ケンケン
フタがどんぐりみたいで可愛いです。

正面から見た外観
色はスモーキーブルーです。
ネクストGはスモーキーブルーとアーミーグリーンの2色だけの展開で正直色が微妙だと思っていましたがスモーキーブルーは案外と素敵な色でした。実機を見ることができる方は実機を見て検討した方がいいかもしれません。
思っていたよりもコンパクトです。

斜めから見た外観

実際に使ってみた

①豆を投入する

豆を30g投入したところ。MAX60g入ります。
あくまで家庭用といったところでしょう。
ホッパーを小さくしたことで、壁に角度がつき豆が残りにくいと思います。

②スイッチを入れる

ネクストGは前面にスイッチがあるのがかなり使いやすいです。
両サイドに物がある場合には非常に役立ちます。
電動ミルはなぜか側面か裏面にスイッチがあるものが多いのです。ちょっとしたことですが、毎日使う場合日常的にストレスを感じてしまう恐れがありますので前面スイッチは標準化して欲しい機能だと思います。
VARIO-Eもスイッチが側面だったので非常に使いにくかったです。

③豆ストッパーを開ける

豆ストッパーを開けると豆が投入され豆が挽かれます。
この一手間で、ミルが回った状態で豆を投入することができます。
これにより、粒度が安定し、モーターへの負担も減ります。
簡単な機構ですが、非常に有用なものだと思います。

しかし、深煎りのオイルが浮いている豆では豆の流動性が悪く、途中で止まってしまうことがありました。
その場合は豆ストッパーを優しく動かせば物理的な接触で豆が落ちていきます。

静電気除去装置があることで、豆が挽かれた際に生じる静電気を除去できます。
これがネクストGの一番の優れた機能と言えるでしょう。

粉受けから直接ドリッパーに豆を投入することができます。挽かれた豆がさらさらと出てきて、豆が飛び散りません。これは感動レベルです。
粉受けを数回トントンとたたいて粉を落とすと中身がほぼ出てきます。粉受けに微粉がわずかに残る程度です。

↓数度使用した際の出口の様子。

粉受けが乗っていた台は取り外すことができます。
ネクストGは粉がほとんど落ちませんが、落ちたとしても簡単に掃除できます。

挽かれた豆の外観

粒度は比較的粗めです。一番細かい♯1でも細挽きです。
エスプレッソ用には不向きです。
ペーパードリップには#2〜#4ぐらいでしょうか。

#フレンチプレスは♯7ぐらいでしょうか。

他のコーヒーミルとの比較

VARIO-Eとの比較

ネクストGの方が粒度が揃っています。VARIO-Eは大きい粒もあれば小さい粒もあります。
微粉は同程度でした。(いずれも0.5g/5g中)

ポーレックスとの比較

ネクストGの方が粒が揃っています。
微粉もネクストGの方が少ないです。

微粉量
ポーレックス→(0.9g/7g中)
ネクストG→(0.6g/7g中)

VARIO-Eと比べてどうだった?

  • 使用後にチャフや微粉が飛び散らなくなった
  • 音がかなり静かになった
  • 粒度が安定するようになった
  • 豆を挽くのに時間がかかるようになった
    (ネクストG 50g/1分)(VARIO-E 48〜66g/1分)

 

ケンケン
ケンケン
特に静電気問題については劇的に改善します。
音は静かになりました。

微粉は同程度の量ですが、粒度が揃うためか、味はクリアになり雑味や渋みが減りました。
豆を挽くのに時間がかかるようになりましたが、その間にドリッパーの準備や器具の湯通しを行えるので、気になりませんでした。

コーヒーインストラクターとしてのアドバイス

同じ豆であった場合、粒度、湯温、抽出時間の3つの要因の中で最も粒度による味の変化が大きいことがコーヒーインストラクターの講義の中で分かりました。
つまり、コーヒー器具の中で最もお金をかけるべきはコーヒーミルだと思います。
ネクストGは安くはありませんが、発売当初5万円近くしていた価格が2019年9月現在ではAmazonで35000円を切る価格で販売されています。長く使うと考えると決して高い額ではないと個人的に思い購入しました。

まとめ

ケンケン
ケンケン
ネクストGは家庭用ミルとしては最高峰のミルで、自信をもっておすすめします。
特に、静電気問題を気にする方には唯一無二の存在です。
微粉も少なく、粒度が安定しており雑味が少なくクリアな味わいになります。豆の個性を感じやすく、最近流行りのスペシャルティーコーヒーにフィットする、時代に合ったミルではないでしょうか。

分解清掃は別の記事にしています。以下のリンクからどうぞ♪

カリタ【ネクストG】をメンテナンスしてみた!【分解清掃の方法】 https://coffee-pharmacist.com/kalita-next-g 分解清掃していなかった理由 ...





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