コーヒー器具

ユニフレーム【コーヒーバネット cute】があればアウトドアでも本格ドリップできる!【レビュー】

ケンケン
ケンケン
こんにちは!コーヒー好き薬剤師、J.C.Q.A認定コーヒーインストラクター1級のケンケンです
暑さが徐々に和らぎ、これから本格的なキャンプシーズンに突入します。
少し前に、グロワーズカップCOFFEE BREWERについてレビューしましたが、今回はアウトドアでドリップしたい方におすすめなユニフレームのコーヒーバネットcuteについてレビューしていきたいと思います。
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コーヒーバネットcuteの基本情報

コーヒーバネットはユニフレームが販売している、ワイヤー状のペーパードリッパーです。
価格は公式HPでは¥1,900(税込)となっています。

おいしさの秘密

壁面のないコーヒーバネットは、お湯を注いだ際に発生するガスを逃すことができ、雑味のないおいしいコーヒーを入れられます。コーヒーバネットはコーヒー専門店でも使用されています。

出典 ユニフレーム公式HP

コーヒーバネットはcute(2人用)grande(4人用があります。
今回使用するのはcuteです。

 


この他に
sierraというさらにコンパクトなモデルもあります。(2人用)
こちらは足が2本であるため少し安定性が悪いような印象をうけました。

↓sierra

出典 ユニフレーム公式HP

コーヒーバネットcuteの仕様

  • サイズ
    使用時:約110×70mm
    収納時:約110×20mm
    収納ケース:約φ135×120mm
  • 材質
    本体:18-8ステンレス(SUS304 WPB熱処理済)
    収納ケース:ナイロン
  • 重量
    本体:約46g
  • セット内容
    本体×1
    収納ケース×1
    2人用フィルター×10枚
  • ほか記載事項
    使用フィルター:2人用

開封と商品外観

透明なケースに入っています。安心の日本製です。

専用の収納ケースがついており、持ち運びに便利です

横から見た写真。フィルター10枚を含めた厚さは約2.5cm、フィルターを抜いた厚さは約2cmでした。

セット内容。フィルター10枚、収納ケース、本体の3点セットです。

フィルターは円錐型のものであれば市販のものでも使用可能です。ハリオのペーパーフィルターとほぼ同じです。
袋のデザインと、フィルターの細部を比較して違いがわからないレベルです。サイズもほぼ同じです。むしろ全く一緒の製品なのでは?と思いました。

実際に使用してみた

①収納されたフレームを展開する

最初はコンパクトに折りたたまれた状態です。

足の部分を外していきます。
撮影のために片手で行なっていますが、両手で行なった方がやりやすいです。

奥の足の部分を手前にずらして展開していきます。

残りの2本の足も同様に展開すると、ドリッパーの形になります。

②ペーパーフィルターをセットし軽く押し込む。

下から先端が少しはみ出ます。 ↓定番のスノーピークシングルチタンマグ300に乗せたところ。
流石のフィッティングです。
先端が触れないようにするのであれば、抽出量は230ml以下の方がいいかもしれません。

③挽かれた豆を投入する。

アウトドア派の定番、ポーレックスコーヒーミルを用いて中挽きしました。
ポーレックスミルについては別の記事に詳しくレビューしています。

【丸洗いできるミル】ポーレックスコーヒーミルの徹底レビュー ポーレックスコーヒーミルを購入した理由 ・エスプレッソ用の細挽きから、フレンチプレス用の粗挽きまで...

④お湯をケトルに投入し抽出する

ケトルはユキワの1人用コーヒードリップポットを使いました。
口が細いため、誰でもお湯を細く注げます。湯切れも抜群で雫が垂れてきません。
値は張りますが、日本製で納得の仕上がりです。
価格はAmazonで4000円でした(2019/9/25現在)
重さは約123gで片手で軽々持てます。非常にコンパクトです。
スペック上は、容量が250mlとなっていましたが、個体差があるのか、私が所有しているものは240mlぐらいが満水でした。

豆全体が十分湿る程度にお湯を注ぎ、約30秒ほど蒸らします。
その後抽出していきます。
精度も良く、かなり細く注げます

コーヒーインストラクター目線でのアドバイス

バネットはハリオV60透過ドリッパーに比べて抽出速度が早いため、太いお湯だとすぐに抽出が完了して薄い仕上がりになってしまいます。

細く注げるケトルを持っていく、豆の量を増やす、湯の量を減らす、豆を細く挽く等して自分の好みの味に仕上げてください。
ユキワの1人用コーヒードリップポットは細く注げるため、ゆっくり抽出を行うことができます。

お湯の量は230ml程度にして、豆の量も少し多めに18gにしました。

抽出完了。

仕上がりは220ml程度になりました。

実際飲んでみてどうだった?

ペーパードリップでの抽出により、グロワーズカップCOFFEE BREWERやパーコレーターに比べてスッキリした仕上がりになります。

細く注げるケトルを使用したり、豆の量を増やしたりしたのが良かったのか、薄くなくしっかりとした味わいの美味しいコーヒーが仕上がりました。

使用後の片付け

豆の入ったフィルターを取り除き、水でバネットをじゃぶじゃぶ洗い流します。
その後拭き取るか自然乾燥させるかします。拭き取ればすぐに仕舞うことができます。
使用後の片付けが非常に楽です。

まとめ

ケンケン
ケンケン
ユニフレームのコーヒーバネットcuteは、外で本格ドリップを楽しめる器具で、軽くコンパクトで持ち運びに適しています。もちろん、自宅で使っても構いません。大自然の中で飲むコーヒーは格別ですよ。みなさんも外でコーヒーを飲んでみてはいかがでしょうか。

↓今回使用したグッズ

 

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