今回は先日購入して良かったエムテートリマツが販売しているハイテック茶こし(大)についてレビューしていきます
会社で美味しいコーヒーをのみたい
休憩時間が短い
フレンチプレスを気軽に楽しみたい
フレンチプレスの微粉の舌触りが苦手
片付けを楽に行いたい
荷持を最小限に、コンパクトに抑えたい
コーヒーの味が定まらない
商品スペック
商品名:エムテートリマツ 18-8ハイテック茶こしバラ大
サイズ 直径85mm×高さ45mm
重量36g
網:タタミ織り(200メッシュ)
購入価格 1102円(Amazonで9/29に購入)
商品外観
茶こしですが、一般的な茶こしよりも目が細かく全く違うものです。向こう側が透けて見えません。
安心安全のMade in Japan 目が整っており、精度が高いです。
安物にありがちな針金の端が出ている箇所はありません。
ふきんでふいてもひっかかりません。 デュラレックスのピカルディー220mlに乗せてみたところ。
「大」のサイズだったので、すっぽりはまりません
サイマックス取っ手付きビーカに載せたところピッタリはまりました。
cafecのビーカーサーバにははまらず傾きます。 ハリオのサーバー01に乗せてみたところぴったりハマりました。 重さは36.3g
他の器具との比較
普通の茶こし、フレンチプレスのメッシュ、ハイテック茶こしの比較
明らかにハイテック茶こしは目が細かいです。 フレンチプレスのメッシュとの比較
フレンチプレスよりも目が細かいです 一般的な茶こしとの比較
目の細かさが全然違います
フレンチプレスは実は部品の点数が多く、洗う際に大変で我が家では使うのが遠ざかっていました。
私個人としては、フレンチプレス特有の粉っぽさ、ざらつきも苦手でした。
必要なもの
豆、お湯、コップ2つ、茶こし、スプーン、タイマー(スマホでも可能)
たったこれだけです。
実際にコーヒーを淹れてみた
豆を用意します。今回は200ml抽出するので豆は11g用意しました。
会社に持っていけるように小さいジャムの瓶に豆を入れます。
ジャムの瓶は東急ハンズで購入しましした。11gちょうど入りました。 沸騰したお湯を必要なほど注ぎます。
お湯を細く注ぐ必要はないので、やかんやティファールのケトルなどでも構いません。 お湯を200ml入れスプーンで3回かき混ぜます そのまま4分待ちます 4分経過したらハイテック茶こしでコーヒーをこします。
一気にそそぐと、目詰まりを起こしてなかなかコーヒーが落ちてこないのでゆっくり注ぐといいと思います。微粉をサーバーに残す効果もあると思います。
全て注ぎきらずに残すことで不必要な微粉をサーバーに残します。
コーヒーが落ちる様子
茶こしにも湯だまりができますが、私は極力微粉を入れないようにするため、全て落ち切る前に外しています。
完成。
コーヒーオイル が少し見えますが、ハイテック茶こしは目が細かいためか、フレンチプレスよりはオイルが少ない気がします。
飲んでみて感じた感想
最初に感じたことは、「かなりいい線を行っている」です。
一言でいうと、フレンチプレスとペーパードリップの間の仕上がりでした。
個人的にはかなり点数が高かかったです。
豆のポテンシャルをを引き出すため、最近流行りのスペシャルティーコーヒーとの相性は抜群だと思います。
目が細かいためか、微粉の粉っぽさやざらついた舌触りがフレンチプレスよりも少ない気がしました。
ただし、微粉はゼロにはならないので最後の一口分ぐらいは残しています。
追記 中サイズも購入しました
大サイズ(写真右)に引き続き、中サイズ(写真左)も購入しました。
kintoのサーバーを使用したところ、サーバーの方に豆の大部分を残すことができ、大サイズでなくてもい良いと思いワンサイズ小さめの中サイズも購入しました。
コンパクトになり、可搬性も向上します。
枠の径が小さくなるので、サーバーやカップへのおさまりもよくなります。
kintoのサーバでは粉や微粉の大部分をサーバーに残すことができます。実際に茶こしに残った粉わずかです。
kintoのサーバーについては別の記事にしています。
後片付けについて
三角コーナーの上で、コーヒーの入った茶こしの裏から水流をあてて流します。サーバーに残ったコーヒーの粉にも水を入れて撹拌しながら三角コーナーに流します。
その後洗剤で軽く洗います。
ペーパーフィルターを使わない上、洗う点数が少なく水を節約出来るためエコです。
コーヒーインストラクター目線の浸漬法の優位な点
フレンチプレスに代表する、コーヒーとお湯を漬ける抽出方法を浸漬法(しんしほう)といいます。今回の使用方法ではこれに当たります。ハイテック茶こしでドリップもできるようですが、今回は検証していません。
浸漬法の良いところは、再現性が高く、好みの味に仕上げやすいことです。
ペーパードリップで問題になってくる「湯と粉の接触時間」を規格化することができるため誰でも自分の味に近づけることできます。
味の調節方法は以下のようになります
濃くする方法
- 豆の挽き目を細かくする
- 豆の量を増やす
- お湯を注いでろ過するまでの時間を長くする
- お湯の量を少なくする
特に、豆の粒度による味の変化が大きいため、大きく味を変えたい場合には挽き目を変え、あまり変えたくない場合はそれ以外の調節を行ってください。
複数組み合わせても構いません。
逆に味を薄くする場合はこれと反対にすればいいのです
ハイテック茶こしの良い点・悪い点
道具が少なくて済む
軽量・コンパクトなので持ち運びが楽
浸漬法で抽出する場合、味が安定しやすく、ドリップしないため楽
フレンチプレスよりも微粉が少ない上、洗うのが楽。
ペーパーを使わないためエコ
微粉がゼロにはならない
昼に美味しいコーヒーが飲めると昼からに仕事の活力になります。
道具を職場に置いておければ、挽いた豆だけを持参するだけで良くなります。
これが職場コーヒーの最小単位だと思います(インスタントコーヒー、カプセル式を除いては)
アウトドアでの可能性
ハイテック茶こしは軽量コンパクトで、使用する器具も少なくて済むことから、アウトドアでの親和性が高いのではないかと感じました。荷物を少なくしたいソロキャンパーには良いのではないでしょうか。
まとめ
紙を使わず片付けも楽で環境にやさしいです。
お値段も約1100円とお求めやすいことから、忙しい職場の方やフレンチプレス好きの方に一度試してみていただきたいです。