2021年2月16日にローソンからマチカフェ10周年を記念して、シングルオリジン「イパネマゴールドエディション」が発売になりましたので今回はこちらをレビューして行きます。
ローソンをよく利用している
フルーティーなコーヒーを飲みたい
マイルド系のコーヒーが好き
イパネマ農園について
ローソンはこれまでにイパネマ農園のイエローブルボン種を配合したブレンドを数回発売しており、ローソンと結びつきが強い農園だと思います。
イパネマ農園はブラジルの伝統的なコーヒー産地 ミナス・ジェライス州に位置する世界最大規模の単一農園です。
その広さは山手線の内側と同じくらいとのことです。
ミナス・ジェライス州は、ブラジルコーヒー総生産量の1/3相当の生産量を誇り、その品質の高さでも知られている地域です。
平均気温23℃、年内降水量1,500mm。
ミナス・ジェライス州の山々がもたらす様々な気候条件は、最良のコーヒーを我々に届けてくれます。
「イパネマゴールドエディション」について
ローソン標準価格200円(税込)
カロリー5kcal
キャッチコピーは「記憶に残る深い甘味。」
イパネマ農園の中でも高品質で評価の高い「ゴールドエディション」ランクの特別なコーヒーです。
甘くフルーティーな香りで、完熟果実のようなやわらかい酸味が楽しめる味わいとのことです
添付されていて帯(スリーブ)に以下のように紹介されています
コーヒー大国ブラジルで最大の生産面積を誇るイパネマ農園。
その中でも選び抜かれた品質上位1%が「プレミアクリュー ゴールドエディション」です。
至極の味わいを是非ご堪能ください
※最初はこのスリーブを店員さんが知らなくてついていませんでしたが、「今回はないのですか?」と話したところ見つけてつけてもらえました‥
生産国はブラジルで生成方式は非水洗方式。いわゆる「ナチュラル」です。
焙煎度はフルシティローストです。
販売店が限定されているため見つけるのが困難
こちらの商品はどこの店舗でも販売されてりいるわけではなく、販売店が限定されている商品のため私が住んでいる田舎では見つけるのが大変困難でした。
その理由にマシンが最新のセルフ方式ではなく、店員さんが操作する以前からある白いマシンの店舗でしか取り扱いがなく、さらに商品が選択制で店長さんが「イパネマゴールドエディション」を採用している店舗でしか販売されていないため見つけるのが困難でした。
↓隠れていますがカウンターの奥に設置されている白いマシン
↑頭上に設置された看板を目印にしてください。
結局2つ隣の市の店舗でようやく発見しました。
見つけた方はラッキーだと思いますので是非お試しください♪
シングルオリジンシリーズについて思うこと
シングルオリジンシリーズが発売されるたびに毎回思うのですが、ローソンのシングルオリジンシリーズは積極的に売りたいのかどうなのかがはっきりしない気がします。
しかも今回10周年を記念して発売する商品であるのであればもっと大々的にPRして販売店舗も多くした方が多くの方に楽しんでもらえるのになぁと個人的には思いました。
置いていない店舗では「は?なにそれ?」というリアクションを取られるし、置いている店舗でも「そんなのありましたかね?」というリアクションを取られることが非常に多いです!
実際に飲んでみて感じた感想
まず、飲む前に上の蓋を開けて香りを嗅いでみました。甘くてフルーティーな香りがしました。これは期待です。
一口飲んでみると柑橘系の果実感あるフレッシュな味わいを感じることができました。
酸味は柔らかく、飲みにくさはありません。
冷めて来るとワインのようなフレーバーも感じられました。
苦味もほとんどありません。
後味に嫌なしぶみもなくごくごくとどんどん飲めます。
次の一口を飲みたいという気持ちになり、いくらでも飲める味です。
非水洗式ということもあり全体的に穏やかな味わいです。
さすが10周年を記念して発売されたコーヒーだけあって非常においしかったです。
飲みやすい味なので普段コーヒーを飲まない方にでもおすすめしたいです。
それぐらい素晴らしい味でした。
通常のブレンドと比べてどうだった?
まずは恒例の濃度測定を行いました。イパネマゴールドエディションのTDS(濃度)=1.38となり最近のコンビニコーヒーの中では高めの値となりましたが、実際飲んで「濃いな」という印象はありませんでした。
以前ファミマのスペシャルティコーヒーのモカブレンドでも同じ現象が起きたのでコーヒーオイルの影響もあるのかもしれません。
(マニュアルにフレンチプレスの場合は、抽出後にしばらく静置しカップ中の不溶性成分が沈殿したところ、表面の油分を避けて図ることで安定した測定ができると記載あり。
今回はよくかき混ぜてサンプルを採取してしまいまいた)
通常ブレンドではTDS=1.14となりました
参考までに過去のコーヒー濃度測定結果を参考までに下に載せています。
コンビニコーヒーのTDS一覧
ファミマ通常ブレンド TDS(コーヒー濃度)=0.71
ファミマ通常ブレンド「濃いめ」TDS(コーヒー濃度)=0.99
ファミマ「高級モカブレンド」TDS(コーヒー濃度)=0.97
セブンイレブン通常ブレントTDS=1.18
セブンイレブン高級グアテマラブレンドTDS=0.92
イパネマゴールドエディションの方が果実感のある味わいで、苦味も少なく穏やかな味で、通常ブレンドの方が苦味があり酸味が少なくスッキリ系の味でした。
まとめ
イパネマゴールドエディションコーヒーはマチカフェ10周年を記念して発売されたコーヒーだけあって非常においしかったです。
甘い香りで果実感を感じることができ、嫌な苦味や渋みもなく飲みやすかったです。
販売店が少ないものの見つけた方はラッキーだと思いますので是非お試しください♫