今回は下村企画株式会社からクラウドファンディングで発売されたツードリップポットproを購入しましたのでこちらについてご紹介します。
真下に細く注げるドリップポットを探している
1~2杯抽出することが多い
じっくりと時間をかけて抽出したい
商品コンセプト
ハンドドリップコーヒーをバリスタのようにおいしく淹れたい。そんな方にぴったりのハンドドリップしやすい珈琲考具ツードリップポットPro(温度計付き)を新開発。クイッと垂れた注ぎ口、どんなに傾けてもお湯の勢いを抑えてほぼ真下に、狙ったところに注げます。
カフェを巡りバリスタから美味しい淹れ方やポットの使い方をヒアリング。試作・改良を繰り返し、遂に完成!
商品スペック
■珈琲考具ツードリップポットPro(温度計付)1個
販売予定価格7,260(税込)→ 5,800円(税込)【限定20%OFF!】
※私がMakuakeで購入した時の価格です
「限定20%オフ」とは何だったのだろうか…
♦珈琲考具 ツードリップポットPro(温度計付き)
・ツードリップポットPro(温度計付き)
サイズ(約)/幅25.5×奥行13×高さ11cm 内径8.5(底径11.5)×深さ9.5cm
容量(約)/満水750ml、適正500ml
材質/本体・ハンドル:18-8ステンレス、底:ステンレス鋼
重量(約)/325g 原産国/日本
・温度計 ※バイメタル式
サイズ(約)/幅5×高さ10.5cm
材質/本体:ステンレス鋼・ガラス、温度感知棒:銅(クロームメッキ)、文字盤・針:カラー鉄板
原産国/日本
対応する熱源はIH、シーズヒーター、ハロゲンヒーター、エンクロヒーター、ラジエントヒーター、ガスコンロです。
※ガスコンロの場合、ハンドルが熱くなることがありますので、中火以下で使用してください。
商品の特徴
- 真下に注げる極細の注ぎ口で、狙ったところにドリップできる!出典 Makuake商品ページ
- 温度計付きだから、適温でハンドドリップできる!
- ポットのフチ形状を外巻きに!水切れバツグンで乾きが早いから、とっても清潔
開封と商品外観
本体と温度計のセットを購入しました。
この他にドリッパーがセットになっているものと、ドリッパーとサーバーがセットになっている構成の商品がありました。
本体の様子。安心のMADE IN JAPANです。
新潟県燕市で製造されており、溶接の精度も高くさすがといった感じです。
持ち手の様子。持ちやすい形状です。
上部には親指を載せることで、ドリップが安定します。
先端の様子。斜めにカットされています。
角を落として研磨もされていますので手を切ることはないと思います。
直径は6mmと極細です。細くて有名なタカヒロの雫でも7mmなのでそれよりもさらに細いです。
先端を横からみた写真わずかに下に出っ張っています
これがあることで湯ぎれが良くなり、ドリップの際にお湯が垂れてくることはありませんでした。
裏は真っ平らです。
継ぎ目のない美しいデザインです。
縁は外側に巻いているので残った水分を拭き取りやすいです
温度計も添付されています。
ポットに固定する金具もセットされています。
金具を通す場所2箇所に穴があり、好きな角度や位置を調節できます。
温度計をセットしたところ。専用設計品なのでぐらつかずにストレスなく使用できます。
実際に使ってみた
点滴も簡単にできます。
一番早く注いでも径が6mmと細いでの勢いが殺されてゆっくり落ちます
他のケトルとの比較
カリタの銅ポットとの比較。
ツードリップポットProは真下に注ぐために大きくS字を描いているので角度がついています。太さも全然違います。
最も早く注いだ時の比較
ツードリップポットProがほぼ真下に注いでいるのに対して銅ポットは弧を描いています。
注ぐ細さはツードリップポットProの方が大分細いです。
続いて、山善の電気ケトルとの比較。
こちらもツードリップポットProの方が角度がついており、先端の径もツードリップポットProの方が細いです。
最も早く注いだ時の比較
山善の方は弧を描いています。
注ぐ細さはツードリップポットProの方が細いです。
3つのケトルを並べてみました。ツードリップポットProの細さが際立ちます。
ドリップ中の様子
ほぼ真下に注ぐことができ、狙ったところにお湯を落とす事ができます。
ポタポタ落としたり
サーっと落とすこともできます。
ただし、早く落とそうと思ってもゆっくり落ちていきます。
20gの豆を300ml抽出する際に、通常3分程度で抽出完了するところが、4分30秒程度かかりました。
抽出オーバーに注意が必要です。
一方、早く落ちすぎる傾向にある一人分を抽出するには丁度良いと思いました。
こちらの商品は蓋がついておりませんが、商品販売ページには「ドリップのしやすさだけでなく、忙しい朝にもにサッと出してお湯が沸かせる、温度計も付けたままで使えることなども考え、敢えてフタ無しポットにしています。」とあります。
しかし、蓋が無いということは、片手でケトルを持つことになり両手でケトルを構える方にとっては使いにくく感じるかもしれません。
また、開口部が広く洗いやすいですが、お湯を入れるすぎると傾けた際に上部からお湯がこぼれますので、お湯を入れ過ぎないようにご注意ください。
満水750mlですが適正は500mlとなっていますのでご注意ください。
いい点と悪い点のまとめ
- お湯を真下に注げるので狙った場所に落とせる
- 初心者でも細く注ぐことができ、点滴も簡単に出来る
- 時間をかけてじっくり抽出可能
- 溶接や仕上げの精度が高い
- 底が浅く洗いやすい
- 細くしか注げないので抽出オーバーに注意
- 蓋が無いため片手で持つ必要あり
- 傾けすぎるとお湯がこぼれる