今回は、Amazonで見つけたコーヒードリップスタンド【遠藤商事18-8コーヒードリップスタンド】について紹介していきたいと思います。
ドリップスタンドを探している
できれば安い方が良い
高さを変えれるものが良い
見た目にもこだわりたい
使いやすい物が良い
安定性も求めている
抽出液の量だけを測りたい
商品スペック
遠藤商事18-8コーヒードリップスタンド
間口×奥行×高さ(㎜) 150×200×240
リング内径 約74mm(実測)
価格3508円(2019年11月23のAmazon価格)
→キャッシュレス決済で3333円で購入しました
開封と組み立て
ダンボールに丁寧に梱包されて届きました。
箱にもプチプチが巻かれていました 内容物一覧
土台、支柱、リング、ネジが入っています。
説明書はありません。
組み立てにはプラスドライバーが必要です。 手探りで組み立ててみました。
まず、土台に支柱を立てネジで固定します。
写真では正しい方向で取り付けれていますが、最初ネジを裏から止めると思い間違えました。 次にリングを支柱に通し、ネジで固定します。
完成! と思いきや、ドリッパーを乗せても真っ直ぐ乗らず違和感がありました。
リングの向きが上下逆でした。
溶接部分が上にきているのでそれで真っ直ぐ乗らなかったのです。
↓こちらが正しい向き。溶接部分が下に来る様にセットします。
改めて完成
ドリッパーを乗せてみた
まずはカリタのウエーブドリッパー(1-2杯用)を乗せてみたところ。
難なく乗ります 次にハリオのV60透過ドリッパー(1-2杯用)を乗せてみたところ。
こちらも難なくのりました。
実際に使ってみた
まずハリオのドリップスケールを乗せてみました。難なく乗りました。 こちらの商品の優れているところに、土台がフラットで比較的面積が広いことが挙げられます。これにより、ドリップスケールとの親和性が高いと思います。
acaiaなどの大きめのドリップスケールにも対応している数少ない製品ではないでしょうか。 カリタのウエーブドリッパー(1-2杯用)を使用します。 横から見た図。
高さを自在に変えられます。
ネジを少しゆるめれば、高さを維持したままリングをクルクル回せます
これによりドリップにおける操作性がかなり向上します。
リングを横にした状態でスケールを置く→ドリッパーを置く→豆を計量する→ドリッパーをどけて豆を挽く→サーバーをスケールの上に置く
リングを回しサーバー上部にドリッパーをセットして抽出開始
文字にすると手順が多く見えますが、実際にやってみると、この作業の流れが良くなり非常にやりやすくなります。
抽出開始。
ドリッパーとサーバーの間に空間ができることで、抽出量のみをダイレクトに計量できます。
また、ドリッパーをサーバーに近づけることでコーヒーの液はねを最小限にすることができます。 理科の実験器具の様な見た目で、「ドリップしているんだ」という演出効果も高まります(個人差あり)
抽出中に感じたこと
抽出中ウエーブドリッパーの3つ穴をのぞいてみると、偏って抽出液が落ちていることに気がつきました。手前の穴からは盛んに抽出液が落ちていますが、左奥の穴からはわずかにしか落ちておらず、右奥の穴からは全く落ちていませんでした。
よくよく見てみると、リングが傾いています。
金額が金額だけにあまり文句は言えませんが、溶接の精度が悪いと感じました。個体差はあるかもしれません。
抽出完了後、応急的に、ドリッパーを外し、リングを慎重に曲げて概ね真っ直ぐにすることができましたがこちらは自己責任でお願いします。
もう一つのドリップスタンドと比較して思ったこと
我が家には実はもう一つドリップスタンドがあります。
平行な2本の支柱で支えるタイプでこちらもAmazonで以前購入したものです
「ブラックステンレススチール製1-2人用コーヒーラック」という商品名で約千五百円で販売されているものです。
こちらは購入して数回使用後使わなくなってしまいました。
その理由に、ドリップ中にコーヒー液がとびちり、テーブルの上がコーヒーまみれになること、それと、ドリップ中に手がドリッパーにふれてドリッパーが倒れそうになったことが挙げられます。
その点、今回購入したスタンドは以上2点をクリアしています。
リングの高さを調節できるため、サーバーに近づけることでコーヒーの跳ね返りを最小限にできます。また、平行な2本の支柱で支えるタイプはドリッパーを2点でしか支えないのに対して、今回購入したリングのものはドリッパーを囲う様にホールドするため、接地面が多いため安定性が桁違いです。多少ドリッパーに手が当たろうともびくともしません。
お店の様に複数のドリッパーを同時に抽出する場合は平行なタイプがいいかもしれませんが、個人使用であればリング状のスタンドを推奨します。
地味なことですが、抽出後、平行なタイプは支柱に湯気がたくさん付着するのに対して、リング状のものはサーバーに近づけた場合湯気があまりつきませんので後片付けが楽でした。
まとめ
以上を良い点、悪い点に分けてまとめます
- 約3500円で手に入り、同様の商品の1/3の価格でコスパ抜群
- 好きな高さに調節できる。
- 底がフラットでドリップスケールとの相性が良い
- 抽出液だけの重さを測ることができる
- ネジを少し緩めればリングをクルクル回せて操作性が良い
- 理科の実験器具の様であり、演出効果が得られる(個人差あり)
- 見た目もシンプル
- ぐらつかない
- 平行な2本の支柱で支えるタイプと比較して安定性がかなり高く、リングの高さを変えられるためコーヒーの飛び散りが少なく、湯気がつきにくい
- 説明書が入っておらず、組み立て方が手探りになるため何回か間違えた。
- 溶接の精度が悪くリングが傾いていた→慎重に曲げて対応