東京ローストとは
「TOKYO ロースト」は国内で唯一焙煎機がある「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」で、ロースターが心を込めて焙煎し、全国の店舗へ届けられています。
なめらかで深みのあるスマトラ産のコーヒーに、ラテンアメリカ産コーヒーをブレンド。ほどよい酸味と深いコクが特徴のまろやかで心温まるコーヒーです。この春は、オープン1周年を記念した限定パッケージでご用意しています。
コーヒーチェリーの赤が鮮やかな彩りを添える、限定デザインとのことです。
スターバックスの豆は通常海外で焙煎したものを輸入して販売しています。
東京に焙煎所がオープンして日本国内で焙煎した豆が登場したのを知っていましたが、まだ飲めていませんでした。今回期待して初めて購入してみました。
商品スペック
TOKYO ロースト
まず見て驚きました。
めっちゃテカテカしています。
パッケージに「MEDIUM ROAST」とあったので中煎りと思って購入したら一般的な中煎りよりも深めの焙煎で、フルシティロースト~フレンチローストぐらいの中深~深煎りでした。
なお、こういった焙煎度は販売店が決めるものであって、明確な基準はありません。
しかし、一般的な中煎りではなく深煎り寄りですので購入時はご注意ください。
焦げ豆が結構含まれていました。20g中にこれだけありました。
これは、深く煎ったときに発生する豆のハゼの衝撃によるものと言われていて欠点ではありませんが焦げがないものと比べて苦みが強くなる傾向になります。
好みの問題ですが、私が以前自分で焙煎した時には取り除くようにしていました。
ドリップして飲んでみた
20gを使い300ml抽出していきます。
湯温は88℃、ハリオのV60透過ドリッパーを用いました。
深煎り豆を抽出する際には苦みが出すぎないように湯温を下げ、抽出速度の速いハリオのドリッパーを選択しました。
蒸らし中の様子
従来のスターバックスのコーヒー豆は海外から輸入しているためか、鮮度が悪いのか膨らまずにくぼむものも多い中、東京ローストはわずかに膨らみました。
東京ローストは国内製造のため、鮮度が良いのでしょう。 2投目。ドームを崩さないように丁寧に注いでいきます。
3投目以降は過抽出にならないようにスピードを上げて注いでいきます。
完成。スターバックスのロゴマグに注ぎ、店内で飲んでいる感じを出していきます(笑)
ロゴマグは店舗で1000程度で購入でき、使いやすく、スタバ感を出せるのでお勧めです。
味の印象
一口目にガツンと苦みが来ます。やはり中煎りではなく深煎りに近い味わいです。
そして深いコクを感じます。酸味はあまり感じません。深煎りコーヒー豆が好きな方はお好みの味だと思います。
スモーク感も適度にありますが煙臭さい感じではありません。
良いバランスだと思いました。
ハリオのドリッパーを用いたのが良かったのか、苦くなりすぎずにいい具合に抽出できました。
その後、カリタウエーブドリッパーで抽出してみたところ、抽出時間がハリオよりも長くなるため、苦みが際立ち少し飲みにくかったのでミルクを追加しラテ風にして飲んでみたところ非常に美味しく飲めました。
ミルクに負けない味なので、苦みが苦手の方はラテやカプチーノがお勧めです。
東京ローストは深煎り寄りなので、エスプレッソでも美味しく飲めると思います。
相性が良いもの
苦みがあり、コク深い味わいなのでクリームやチョコレート、重た目のケーキやアイスクリームなどのこってりしたスイーツと相性が良いと思います。
公式HPでは相性のよいフレーバーとしてシナモン、レーズン、オートミール、チョコレートを挙げていました。
まとめ
こってりしたスイーツと相性が良いコーヒーでした。
単独でも楽しめますし、ミルクを入れても楽しめますので店舗でみかけたら一度購入して試してみてはいかがでしょうか。