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卓上での物撮りにおすすめの三脚【Manfrotto PIXI EVO】レビュー

 

 

ケンケン
ケンケン
コーヒー好き薬剤師のケンケンです。
今回は卓上の物撮り用に購入した三脚【Manfrotto PIXI EVO】についてレビューしていきます

この記事は以下の人におすすめ

卓上用の三脚を探している

一眼レフでも使いたい

コンパクト、軽量な三脚を探している

縦構図でも使える物が良い

スマホでも使いたい

商品スペック

マンフロットのコンパクト三脚にはPIXIとPIXI EVOがあります。
PIXI EVOの方が後から発売された機種で、最大対荷重が1kgから2.5kgに増えています。これにより、ミラーレス一眼だけではなく通常の一眼レフでも使用しやすくなりました。足も2段になり少し高い位置から撮影でき、安定性も増えました。
縦位置撮影もできるようになりました
公式HPに分かりやすく比較した表がありました。

出典 公式HP

外箱の様子

本体と共に、スマホでも使用できるアダプターも一緒に購入しました。
購入金額はAmazonにて2019年10月現在でPIXI EVOは3400円弱Manfrotto スマートフォン用三脚アダプター MCLAMPは1200円弱でした。

商品外観

足を開いたところ。足先同士の直線距離は26cmぐらいなので、26cmぐらいの正三角形のスペースが必要です。

ボール雲台ロッキングシステムという機構があり、中央の赤いマークの入ったねじを緩めることで雲台が自由自在に動き、締めることで固定されます。ボール雲台なので自由に調節できます。素材がアルミでできているため耐久性は高そうです。カメラ装着用のクイックホイールがあるためカメラに簡単に装着できます。コインなども必要なく、使い勝手が良いです。

足を開くためには開脚角度セレクターを左に(足が開いているイラストの方)スライドします

足を開いたところ。これによりローアングル撮影が可能になります。

足を伸ばしてみます。
親指でボタンを押しながら引っ張ると足が伸ばせます。5段階で長さを調節できます。

足を伸ばしたところ。
足先同士の直線距離は33cmぐらいなので、33cmぐらいの正三角形のスペースが必要です。                       

たたむとコンパクトですが、PIXIよりも大きくなっています。
ペットボトル1本分ぐらいの高さになります。
重さは60g変わります。
EVOでは足を樹脂製に変えたためか見た目以上には重たくありません。(250g)

カメラにセットしてみた

まずはミラーレス一眼で撮影しました。
機種はsonyのα6000にカールツァイスのVario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSSの構成。重量は676gでした。

カメラ装着用のクイックホイールを回して三脚ネジをセットします。コインなども必要なく、指で回すだけでしっかり固定できます。

横構図。安定度は抜群です。 足を伸ばした状態。
撮影位置が高くなり見下ろすアングルで撮りやすくなりました。

縦構図を試してみました。
縦構図用の溝が入っていて、深く倒せるためここから縦構図にできます。 縦構図にしたところ。ミラーレスでは足を伸ばさなくても安定しています。

縦構図でもしっかり安定しています。足を伸ばした方がさらに安定性は上がります。

 

 

次に一眼レフを試してみます。
機種はCanonの6DとEF24-70mm F4L IS USMの構成。
重量は1435gありました。ミラーレスの倍以上の重さがあります

横構図。足を伸ばさずとも安定しています。

足を伸ばした方がさらに安定します

前に傾けてみたところ。足の方向と本体の向きを合わせた方が安定度が上ると説明書で推奨しています。(特に重たい機種)
試しに足の方向と本体の向きを合わせずに立ててみたら前のめりになって倒れる状態でした。足の方向と本体の向きは合わせた方が良いと思います。

重量のある一眼レフの場合安定性向上のため足を伸ばした方がよさそうです。

縦構図でも試してみる。

手を離したところ、すってんと転んでしまいました。

足を伸ばしたところ。これなら縦構図でも倒れることはありません。
なお、説明書にはカメラ本体の最大対荷重のは750gまでとなっています。

6dは約680gなので何とか大丈夫です。転ぶこともありませでした。
カメラの重さやカメラの重心次第では倒れる可能性もあるかもしれないので、いきなり手を外さず倒れないか慎重に手を離した方がいいかもしれません。
説明書には、カメラボディ本体の大きさに合わせて設置面積を増やすことを勧めています。

スマホ用アダプタも使ってみた

Manfrotto スマートフォン用三脚アダプター MCLAMPも同時購入しました。
2019年9月現在ではAmazonで1200円弱でした。
ラバーが張られているので傷がつかないようになっています。横構図用のネジ穴があり三脚に固定できます。

バネは結構硬いので少し力が要ります。その分強めに固定できます。裏面にはもう一つネジ穴があります。
実際にこの部分にiphoneをセットしたところ、天井か地面しか撮れない向きになりますので使わないと思います。
この部分は起こすことがが出来、スタンドになります。

スタンドを開き立てかけた状態。安定性に疑問が残るためManfrotto PIXI EVOを持っている私は使わないと思いまます。

Manfrotto PIXI EVOに装着して見た所 iphone8を固定したところ。がっちり固定出来ます。
足の部分を持っての自撮りでも使えそうです。

Manfrotto PIXI EVOでは縦構図もいけます。 iphoneでios8から追加になったタイムラプス動画などで使ってみたいなと思いました。

まとめ

ケンケン
ケンケン
Manfrotto PIXI EVOは三脚の中では比較的お求め安い価格でありながら完成度が高い三脚だと思いました。卓上の物撮り用としてちょうど良い三脚です。コンパクトで軽く、取り回しも良いです。一眼レフでも構成によっては使用可能です。
卓上で撮影することが多いような方はおすすめですので検討してみてください。