今回は我が家で使用している作業用におすすめの照明、山田照明さんのZ-LIGHT LEDデスクライト Z-108LEDについてレビューしていきます
学習、読書、作業用の照明を探している
机の上を広く使いたい
照明の位置を自由に変えられるものが良い
できれば見た目もこだわりたい
まぶしくないものが良い
撮影用にも使いたい
Zライトの歴史
Zライトは初期モデルが今から65年も前の1954年から発売されており、ロングセラーもです。販売時のキャッチコピーは、「30分以上勉強する方のスタンド」。使用者にとって最適な明るさを提供することができるので、30分以上継続して使っても目が疲れない点を強くアピールしていたそうです。それから改良を加え続けて今も販売され多くの方に支持されています。当初は工場の作業用として作られ、学習用として売り出され大ヒットしました。
改良を重ねてのロングセラーモデルがゆえに、完成度の高さは折り紙付きだと思います。
名称も1971年より「Z-LIGHT」に名称を改められています。
デザイン面でもすぐれていて、1974年にグッドデザイン賞、世界的に最も権威あるデザイン賞のひとつである、ドイツの「iFデザイン賞」も受賞しています。
商品スペック
製品名 | Z-108LED |
---|---|
カラー | B:ブラック・GY:グレー・W:ホワイト |
希望小売価格 | ¥9,800(税別) |
光源 | E26 LED電球(昼白色)7.3W × 1 【LDA7N-G-K/60W】 ※LDA8L-G-K/60W(電球色)使用可能 |
材質 | 樹脂/アルミ/鋼 |
重量 | 1.4kg |
付属クランプ | Z-A9(黒色)付属(取付可能厚55mmまで) |
定格光束 | 706lm |
消費電力 | 7.3W |
固有エネルギー消費効率 | 96.7lm/W |
LEDモジュール寿命 | 40000 |
スイッチ | セード部ロータリースイッチ |
電源部 | コード長さ1.9M |
照度データ | |
寸法図 |
購入価格は6200円弱でした(2019年10月現在のAmazon価格)
カラーバリエーション
私が購入した黒以外に白、グレーがあります。インテリアや自分のイメージに合わせて選んでください。
開封と付属品の確認
持ち手付きで持ちやすいです印象的なシェードのイラストが描かれています。 内容物は本体、電球、クランプ、スプリングと指はさみ防止用パーツ、説明書。
電球入りなのはうれしい限りです。しかもよくわからないメーカーのものではなく、安心の東芝製です。 電球は60W相当の広配光タイプのLED。この電球だけでも900円弱するので、本体価格6200円弱(2019年10月現在のAmazon価格)なのはかなり良心的な価格設定ではないでしょうか。 昼光色モデル。学習には60W程度で十分だと思います。明るすぎず、暗すぎずちょうどいい明るさです。
指はさみ防止用パーツ2個、小さい部品なので無くさないように注意してください。
組み立て
①タオルなどをひく
置く前に最初にタオルなどを引いてください。私はこれをしなかったために机に少し傷が入ってしまいました。
②上部スプリングを取り付ける
スプリングの一方の輪を中間ジョイントのスプリングホルダーの溝にしっかり引っ掛けます。もう一方のスプリングの輪を上前アームのスプリングホルダーにしっかり引っ掛けます。スプリングの両端の輪は、スプリングホルダーの溝に完全に引っ掛けてください。引っ掛けが悪いとスプリングが外れて大変危険です
反対側のスプリングも同じ方法で取り付けます。③指はさみ用パーツを取り付ける。
指はさみ防止用のパーツを付けます 付け根付近と、中間ジョイント付近の2か所にとりつけるのですが、装着することでアームの可動域が少なくなりますのでご注意ください。
我が家では、利便性を考慮して、中間地点には装着せず付け根付近だけに装備しています。
最大の可動域を得るためには指はさみ防止用パーツを付けない方が良いと思いますが指はさみに注意してください。
④クランプを取り付ける
セットできる板の厚みは55mmまでです。
こちらの直線的な天板の場合は難なくつけられるのですが、先端から40mmが平らではない板にはつけられません。試しにダイニングテーブルに取り付けようとしたのですがエッジにアールがついている天板のためうまくつけられませんでした。
締め込むことでぐらつかずがっちり固定できます。 クランプにZライトを差し込みます。
別売りオプションで、卓上にネジで固定する卓上用クランプ、壁にネジで固定する壁付け用クランプや、机に置く台座状のデスクベースやフロアライトとして使うフロアベースなどがあります。
⑤電球を取り付ける
ランプの口金をソケットの内側の口金に合わせ右回しで取り付けます。
⑥完成
無印良品の折りたたみテーブルにセットしたら素晴らしい作業スペースが出来ました。
こちらのテーブルは別の記事にしています。気になる方は御覧ください。
Zライトの使い方
スイッチ操作の仕方
コンセントを刺し、スイッチを右回転、左回転どちらでも回転させカクっと止まったらランプが点灯し、もう一度同じ様に右回転、左回転どちらでも回転させかくっと止まったら消灯します。
注意)スイッチの回転をカクっとなる前に止めたり、ランプが点灯する瞬間で回転を止めないでください。必ずスイッチがカクっとなるまで回転させてください。絶対途中で止めないでください。
シェードの位置調節
シェードの位置や照射方向を調節する場合はシェードの外側を持って行います。
指挟みの原因になりますのでアームを持って調節しないようにしてください。
可動域は広く、可動箇所も多いため、好きな角度にすることができます。
納得いくライティングができると思います。
↓説明書より抜粋
手でシェードもって動かし、手を離すとその場所でピタッと止まります。目的の場所に固定でき、非常によくできていると思います。
ネックジョイントやシェードの動きがスムーズでない時はねじやコインで調節することができます。
通常の位置 かなり手元に持ってくることもできます。かなり高いポジションにもできます
私がZライトを勧める理由
①コスパ最高
この値段(実売6200円弱)でこのクオリティは素晴らしいと思います。しかも電球付き。
②完成度の高さと狙った部分を明るくできる
日本の照明メーカーのロングセラーモデルなので品質は折り紙付きです。
使っていて今のところ不満点はありません。
③狙ったところだけを明るくできる
シェードを持ち狙ったところで手を離すとその場所に固定できます。好きな場所だけを明るく照らすことができ、作用などに向いています。
高いポジションで固定すれば広い範も明るくできます。
④洗練されたデザイン
バネむき出しのメカニカルなデザインはメカ好きの心を揺さぶります。
シェードのデザインも直線的でありながら曲面もあり可愛いと思いました。
⑤眩しすぎない
明るすぎても暗すぎても都合が悪いのですが、こちらのライトは絶妙な明るさで私にはちょうど良いです。こちらの機種は明るさが固定ですので、もしこの明るさに満足できない場合は電球のワット数で調節してください。
シェードが良い具合に光を遮ってくれて電球の光が直接目に入らず眩しくないです。
シェード自体も手前と奥に動くため眩しさを感じる場合は少し奥に向けると良いでしょう。
ちらつきもありません。
さらに、子供が成長して勉強用に必要になったらまた同じものを購入したいと思っています。
まとめ
無印の折り畳みテーブルについては別の記事にしていますので気になる方は下のリンクからどうぞ♬