今回はコーヒーインストラクターという資格ついてご紹介したいと思います
コーヒーの資格をとりたい
自称コーヒーマニアである
コーヒーの知識を深く学びたい
カフェや喫茶店に勤務している。または、自分の店を持っている
コーヒーインストラクターを取得しようと思った理由
- 大好きなコーヒーについてより深く学びたい
- 資格として認定されることで、自信をつけたかった
- 年会費がかからず、更新も無い。
- コーヒー系の資格の中ではメジャーである
- 自身のステップアップに役立つのではないかと思った
- コーヒーは元々は薬なので、薬剤師として興味本位で
コーヒーインストラクター検定とは
全日本コーヒー商工組合連合会では2003年秋にコーヒーの正しい知識の普及と技術の向上を目的として、我が国で初めてのコーヒーに関する資格認定制度を立ち上げました。そして2006年春よりさらに門戸を広げ、業界・所属企業等を問わず、一般消費者の方も含めコーヒーを愛飲されているすべての方々を対象に受講・受験の募集をさせていただくことになりました。
検定の目的
●コーヒーの正しい知識の普及と技術の向上を図ります。
●消費者が評価するコーヒーの生産と消費の促進・振興を目指します。
コーヒー検定の種類
コーヒー検定は2級、1級、マスターがあり、この順番で受講、受験していきます。1級を受けたい場合には2級を受講、受験し、合格しなければなりません。
これに加えて2018年7月から、より身近な入門的な検定として、講習会の受講のみで資格取得できる「コーヒーインストラクター3級検定」が制定されました。
2級の受験には3級が必須ではなく、2級から受験可能です。
3級→入門編的なコーヒーの知識と鑑定技術。
コーヒーに興味がある方を対象にした資格です2級→基礎的なコーヒーの知識と鑑定技術。
コーヒーを飲むだけでなく詳しく勉強したい方を対象にした資格で、コーヒーの対面販売に従事する方に求められる基礎的な知識・鑑定技術を習得した方を認定いたします。1級→高度で専門的なコーヒーの知識と鑑定技術。
コーヒー製造業者に求められる、プロとして必要な専門知識と鑑定技術を取得した方を認定いたします。マスター→コーヒーの原料調達・製造管理・品質管理等、極めて高度で専門的なコーヒーの知識と鑑定技術を取得した方を認定いたします。
商品設計マスター、生豆鑑定マスター、品質管理マスターの3つのマスター取得でコーヒー鑑定士になれます 引用:コーヒーインストラクター検定HP
試験の年間予定と開催場所
2級(年2回)
春→講習会3〜4月 試験5月
秋→講習会10月 試験11月
開催場所 北海道(→春のみ)仙台、東京、名古屋、神戸、北九州
1級(年1回)
夏→講習会5-6月 試験7月
開催場所 東京、名古屋、神戸、北九州
※最新の日程については公式HPを確認してください
最近の取得状況と合格率
2020年1月現在の認定者数は下記のとおりです。
取得状況(2020年1月現在の累計認定者数)
2級 14334名、1級 1,285名、マスター36名(商品設計マスター74名、生豆鑑定マスター108名、品質管理マスター45名
直近の合格率
2級【33回】 85% 受験者 591名 合格者502名(内再試験合格者49名)
1級【15回】 14% 受験者 344名 合格者47名
1級【15回再試】 31% 受験者 235名 合格者73名鑑定士【14回】 3.1%受験者 127名
取得するまでの費用
2級
講習会受講料 22,000円(税込)+検定受験料 5,000円(税込)+合格時の諸費用+認定登録料 5,000円(税込 認定証・認定カード・ブローチ代含む)
=32000円
※教本をお持ちでない方は検定教本4000円(税込)+郵送料520円が別途必要です
(消費税率改定に伴い、2019/9/27(金)18:00以降、送料を510円→520円に変更)
1級
講習会受講料 37,000円(税込)+検定受験料 10,000円(税込)+合格時の諸費用+認定登録料 5,000円(税込 認定証・認定カード・ブローチ代含む)
=52000円
※検体を希望する場合は5200円(税込、送料混み)が別途必要です
※教本をお持ちでない方は検定教本4000円(税込)+郵送料520が別途必要です
(消費税率改定に伴い、2019/9/27(金)18:00以降、送料を510円→520円に変更)
検定を取得しての心境の変化
- コーヒーに関する知識を深めることが出来、自信をもって発言できるようになった。
- コーヒーの知識を人に伝えたいという感情が生まれた。
- コーヒーの事をより好きになった。
- 何となく知ったつもりになっていいたことが根拠をもって説明出来るようになった。
- 産地の特徴や味の特徴を知ることができた。
- 自称コーヒー好きから、「認定されたコーヒー好き」になることができた。
- 自分が持っているコーヒーの知識には誤っていたものもあり、新しい発見があった。
よかった点と悪かった点
教本や講義内容は、根拠のない情報は排除し信ぴょう性の高い情報しか取り扱っていない為、正しい知識を学ぶことが出来た。
コーヒーについての知識を体系的に学ぶことが出来た。
複数の検体を同時に比較することが出来るので、産地やグレードによる特徴の違いを学ぶことが出来た。「違いの分かる男or女」になれる。
取得するまでの費用が高い。
1級は都市部(東京、名古屋、神戸、北九州)でしか講義が行われない為、地方に住んでいる方は旅費がかかり地域格差がある。
1級の講習日の日程が土日のために、人によっては参加が難しい。
講義が長丁場になるのでつらいと思う方がいるかもしれない
講義の定員を超える場合、抽選になる。(都会に集中する傾向)
→別の空いている会場で受講する事が出来る場合がある。