新型コロナウイルスが流行している現在、コーヒーを買いに外出するのも気が引けますね。そんな中、ネットでコーヒーブロガーの方々がこぞって勧めている土居珈琲の初めてのセットを注文して飲んでみましたのでレビューしていきます。
外出を控えている
コーヒーをネットで注文したいがどれを選んでいいかわからない
コーヒーの鮮度にこだわっている
土居珈琲について
土居珈琲は大阪府堺市にある会社で、日本の食文化に沿ったコーヒーの創造を追求するコーヒー専門の通販会社です。
創業者 土居博司氏から受け継がれてきた高い技術で焙煎されたコーヒーは、多くの賞を受賞して「極上のコーヒー」として多くのコーヒー通から支持され、雑誌を始めとするメディアにも多数掲載されています。
コーヒーは生豆の状態で保管しており、注文を受けてから焙煎、出荷するという形でコーヒーを送るようにしているとのことです。鮮度にこだわっています。
セット内容
今回は土居珈琲の初めてのセットを頼んでみました。
ホームページ上では「初めてのセット」と「人気銘柄セット」は同じ内容でした。
初めてセットの内容
① グァテマラ カペティロ農園 100ｇ
② エルサルバドル ラ・レフォルマ農園 100ｇ
￥2,288（￥2,472 税込）
通常の注文では焙煎具合を指定できるようですが、今回のセットでは焙煎度はいずれも銘柄もフルシティローストになります。
豆の状態は「豆のまま」、「細挽き（ペーパードリップ用）」、「中挽き（コーヒーメーカー用）」、「粗挽き（カフェプレス用）」の中から選べます。
「どれを選べばいいの？」という考えのお客さまに、お客さまから人気の高い２銘柄を、お試しいただきやすい量でセットにしたのが「土居珈琲 初めてのセット」ですので、迷った場合はこちらを試すのが良いようです。
4/3に注文して4/7に届きました。焙煎日は届く前日の4/6だったので焙煎したての豆が届きました。店頭で買った場合でも前日焙煎という豆はなかなか会えないと思いますので、鮮度の高い豆を手に入れることができるのは通販の強みだと思います。
専用のBOXに入って届きます。
箱を開けたら上部に「いつも珈琲のことばかり考えている人のために…」というキャッチフレーズが書かれてあります。コーヒー好きの方なら当てはまる人が多いのではないでしょうか。
お勧めの豆が書かれている単品「土居銘柄」という冊子、初めての方に読んでほしい冊子、注文書が入っています。紙袋も入っているためギフト用としてもお使いいただけます。
豆の外観と詳細
まずはグアテマラ カティペロ農園についてみていきます。
グアテマラ カティペロ農園はお客様人気No.1の豆で、グアテマラコーヒー生豆博覧会で過去に３度も１位を獲得した豆です。
味のチャート
香り5、コク3、酸味3、苦み３、甘味5
テイスティング評
柑橘系の果実を感じさせるさわやかな香りとヘーゼルナッツの甘いフレーバーが混ざり合う品性の高い香り。酸味は控えめでボディーが強い。後味にビターチョコレート感じさせる甘さが残る。
割れや欠け等は無く、焦げ豆も見受けられません。しっかりハンドピックが行われていて均一性が高いです。
次にエルサルバドル ラ・レフォルマ農園という銘柄についてみていきます。
ラ・レフォルマ農園は100年以上の歴史を誇る由緒ある農園で、農園オーナーは、四代目エドアルド・アルバレス氏。
熟練した摘み手たちが完熟した果実のみを手摘みで収穫。2011年「カップ オブ エクセレンス」３位入賞しています。
味のチャート
香り4、コク2、酸味3、苦み2、甘味4
テイスティング評
ダークチョコレートのようなほろ苦さと甘さのバランスが良い。グレープフルーツのような酸味が続く。
先ほど紹介したグアテマラ カティペロ農園同様割れ、欠け、焦げ豆なく均一な見た目です。
実際に飲んでみた
まずはポテンシャルを知るために浸漬法（コーヒーをお湯に漬ける抽出方法）で飲んでみます。
今回は茶こしを用いた方法でろかを行います。
ペーパードリップとフレンチプレスの間ぐらいの味になります。
プレス用に粗めに挽きます。
4分後にろ過します。
グァテマラ カペティロ農園、 エルサルバドル ラ・レフォルマ農園2種類を飲み比べました。
飲んでみて思ったことは、どちらの豆も「普通に美味しい」です。ネット上で「まずい」などのレビューが散見されましたがそんなことは全くありませんのでご安心ください。
いずれもフルシティローストであるためコク深い味が楽しめますが、嫌な苦みはなく飲みやすかったです。
2種類とも同じ焙煎度である事もあり、味の差をあまり感じられなかったため、次はペーパードリップで比較してみました。ペーパードリップの方が味の輪郭がはっきりします。
2種類のいずれの豆も、蒸らしの時点で豆が大きくドーム状に膨らみ、高い鮮度であることが見て分かります。
２投目には細かい炭酸ガスがモコモコと大きく膨らみます。これも新鮮な豆特有のものです。
ペーパードリップでの抽出したところ、浸漬法に比べて味の違いがはっきりしました。
まずはグァテマラ カペティロ農園を飲んでみます。
最初に柑橘系やナッツ系の香りを感じ、その後心地よい苦み、コクががきて、後味に甘みを感じられました。苦すぎず後味に嫌な味もありません。
続いてエルサルバドル ラ・レフォルマ農園を飲んでいきます。飲み始めにダークチョコレート系の味がして、その後適度な苦みを感じ、後味に酸味が残りすっきりした味わいでした。こちらも、苦すぎず後味に嫌な味もありません。
まとめ
新型コロナウイルスの影響で外出が思うようにできない今、ネットでコーヒー豆を頼んで、ゆっくりおうちコーヒーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
